ブラックジャックのカードカウンティング
ブラックジャックの攻略法として用いられるカウンティング(カードカウンティング)は、カードプレイヤーの間では世界的に有名です。カードカウンティングは20世紀半ばから急速に発展してきたカジノ泣かせの戦略です。さまざまな手法が開発されていて、高い精度でブラックジャックの勝率を上げられます。では、実用的かというと、そう簡単には使えません。
この記事ではカードカウンティングの基本を紹介した上で、ブラックジャックのカウンティングを具体的に解説します。実践方法や注意点もまとめたので、正しい理解を持ってカードカウンティングを使っていきましょう。
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カードカウンティングとは?
カードカウンティングとは、カードゲームで場に出てきたカードを数えておくことにより、これから出てくる可能性のあるカードを把握する方法です。数える、つまりカウントするので、カウンティングと呼ばれます。ブラックジャックに限らず、ポーカーやバカラなどの他のカードゲームでも用いることができます。
カードゲームではいくつかのデッキを用意して、その中のカードをシャッフルした上で使用します。ただ、ゲームごとにすべてシャッフルするわけではないため、数回のゲームをプレイするとシューに残っているカードは減っていきます。
カードに偏りがあるとゲームでの有利・不利が変わるため、カードカウンティングをして勝ちやすい戦略を立てるという考え方が生まれました。ブラックジャックではヒットするかスタンドするかといったプレイヤーの判断によって勝敗が左右されるため、勝率を上げる方法としてカードカウンティングが使われてきました。
ブラックジャックのカウンティングの仕組み
ブラックジャックでは一般的に、カードカウンティングを通してヒットすべきかスタンドすべきかを判断する根拠にします。ヒットした方が有利になる確率が高ければヒットし、不利になるならスタンドするといった風に確率的に判断する目的でカードカウンティングをします。
ブラックジャックでは10と絵札がすべて10としてカウントされるのが特徴です。デッキから1枚も出ていない状況なら単純計算で4/13の確率で10のカードが出ます。ハンドの合計が12以上だったとしたら高い確率でバーストすることになります。
バーストしたら無条件で負けなので、バーストリスクを減らすのがブラックジャックでは主流です。10や絵札が既にたくさん出ているときにはバーストリスクが低くなるのでヒットする、ほとんど出ていない場合にはディーラーがバーストする可能性高いのでヒットしないといった仕組みでカードカウンティングの戦略が作られています。
カウンティングのルールと種類
ブラックジャックのカードカウンティングでは戦略がたくさんあります。一般的なブラックジャックのカウンティングでは、カードごとにランクを付けて数値を割り振り、今までに出たカードの合計値によって積極的にヒットすべきか、消極的になってスタンドすべきかを判断するのがルールです。
すべてのカードを記憶して判断するのは困難なので、速やかにプレイできるように簡略化がおこなわれています。例えば、最も有名なハイローシステムでは以下のようにカウントします。
- 2~6…「+1」
- 7~9…「0」
- 10~K・A…「-1」
カウントした数値がプラスの場合には10以上のカードがシューに多く残っているので、ディーラーがバーストする可能性が高くなるのでスタンドを優先します。カウントした数値がマイナスの場合にはディーラーが21に近い数になりやすいため、積極的にヒットして21に近づけるのが基本です。
カウンティングのルールには多様な種類があります。ハイローシステム以外にも有名なシステムが以下のようにたくさんあるので、実際に使ってみて自分に合うものを選びましょう。
- ハイローシステム
- KOシステム
- ZEN
- ZEN2
- ハイオプトワン
- ハイオプトツー
- キスツー
- キススリー
- レッドセブンカウント
- オメガツー
どのルールでもカウントした数値によってヒットかスタンドかを選ぶのは同じです。この他にもブラックジャックのカードカウンティングではトゥルーカウントやAサイドカウントといった手法もありますが、シンプルにカウンティングを使いこなすならまずは基本のカウント数に基づく攻略法を活用しましょう。
カードの戦略 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | J | Q | K | A |
ウィザードエース | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -1 |
KOシステム | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | -1 | -1 | -1 | -1 | -1 |
ハイローシステム | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | -1 | -1 | -1 | -1 | -1 |
ハイオプトワン | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | -1 | -1 | -1 | -1 | 0 |
ハイオプトツー | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | -2 | -2 | -2 | -2 | 0 |
ZEN | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | -2 | -2 | -2 | -2 | -1 |
オメガツー | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | -1 | -2 | -2 | -2 | -2 | 0 |
使える?使えない?ブラックジャックカウンティングの基本と実践
ブラックジャックではカードカウンティングを使えば本当に勝てるのでしょうか?基本として、ブラックジャックではカウンティングはヒット・スタンドのどちらにするか迷ったときに使います。実践例を見てカウンティングの使い方を理解しておきましょう。
ブラックジャックでは複数のプレイヤーがディーラーと同時に勝負します。まずは手札が配られた時点でルールに従ってカウンティングをしましょう。ハイローシステムを選んだとして、自分のハンドが「3」「K」、他のプレイヤーのハンドが「3」「7」、「10」「Q」、「A」「9」だったとしたら以下のようにカウントできます。
カウント数=1-1+1+0-1-1-1+0=-2
カウント数がマイナスなので10以上のカードが多くてディーラーがバーストしやすい状況です。ハンドが「13」になっているので、プレイヤーが10のカードを引いたらバーストします。あえてリスクを取らずにスタンドすると判断するのが基本です。
ブラックジャックをプレイしているとヒットかスタンドかで悩みがちです。カードカウンティングをすればどちらの方が良いかを判断しやすいので、使ってみるとスムーズにゲームを進められるようになります。
カウンティングを使う際の注意点
ブラックジャックでカウンティングを使おうと思ったときには、カジノによっては、カウンt値ィングが禁止されていることがあることを忘れないようにしましょう。
実際、現在では、ほとんどのランドカジノでブラックジャックのカードカウンティングは禁止されています。ディーラーに見破られたときにはカジノから退出を求められることもあるので、ランドカジノではやめた方が良いでしょう。
また、オンラインカジノのブラックジャックでもカウンティングによってカジノ側が損をしないようにするために対策をしていることがほとんどです。ビデオゲームの場合には毎回デッキがリセットされてしまうのでカウンティングをする意味がありません。
ライブカジノでも8デッキにしてカードカウンティングの効果を小さくし、さらにカードを頻繁にシャッフルしていることが多くなっています。カードカウンティングが禁止されていなかったとしても効果を出せるかどうかは確認が必要です。
カードカウンティングのメリットとデメリット
ブラックジャックでカードカウンティングをすると、ルーチンで還元率を上げられるのがメリットです。ルールに従ってヒットかスタンドかを判断すれば良いだけなので、淡々とゲームを進められます。
ただ、カードカウンティングは慣れるまで手間がかかるのがデメリットです。場に出てきたカードをすべてチェックして足し算・引き算をしていかなければならないからです。ルールによっては「+2」や「-2」のカードもあるので複雑になります。ブラックジャックの初心者はできるだけシンプルなハイローシステムやKOシステムなどを使用しないと数え間違えてしまうリスクがあります。
ブラックジャックのカウンティング まとめ
カードカウンティングはブラックジャックで大きな効果を発揮します。ブラックジャックでヒット・スタンドを判断するときに、ルールに従って考えれば良くなるのでルーチンでゲームを進められます。
カードカウンティングはランドカジノでは禁止されている場合がほとんどで、ビデオゲームの場合には毎回シャッフルされることが多いので使えません。しかし、ライブカジノなら問題なくできます。カードカウンティングをすればヒットかスタンドかを判断しやすくなるので、ブラックジャックは難しそうだと思っていた人もぜひ使ってみてください。
FAQ
カードカウンティングとは、カードゲームで場に出てきたカードを数えておくことにより、これから出てくる可能性のあるカードを把握する伝統的なカード戦略です。ブラックジャックに限らず、ポーカーやバカラなどの他のカードゲームでも用いられます。
ブラックジャックでは、ヒットすべきかスタンドすべきかを判断したいとき、カウンティングを用いられます。
使えないと考えた方が良いでしょう。現在では、ほとんどのランドカジノでブラックジャックのカードカウンティングは禁止されています。万一、見破られるとカジノから退出を求められることもあるので、ランドカジノでは利用しないことをおすすめします。
カジノによります。禁止しているところもあれば、禁止せずに、カジノ側が損をしないよう対策しているところもあります。
ビデオゲームの場合には毎回デッキがリセットされるため、カウンティングをする意味がありません。ライブカジノゲームでは、8デッキにしてカードカウンティングの効果を小さくし、さらにカードを頻繁にシャッフルするため、やはり、カードカウンティングの効果は期待できないでしょう。
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