ブラックジャック・サレンダーの分かりやすい解説

ただ、オンラインカジノの経験が少ない人や、ブラックジャックをしたことがない人はサレンダーの意味や使い方がわからない場合が多いでしょう。

そこで、この記事ではオンラインカジノでもリアルカジノでも効果的に使えるブラックジャックのサレンダーについて詳しく紹介します。サレンダーによってどのくらい期待値が上がるのか、サレンダーを生かして稼ぐ戦略はあるのかといった、プレイヤーの気になる点も解説していきます。サレンダーの仕方もわかりやすく説明するので、うまく使いこなして稼げるようになりましょう！

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ブラックジャックのサレンダーとは？

サレンダーとは降伏を意味するブラックジャックのアクションです。つまり、サレンダーを宣言することで、ディーラーとの勝負を放棄することができるのです。勝負をして負けるとベットした金額を全て失いますが、サレンダーを宣言すれば賭け金の半分を取り戻すことができます。
サレンダーはハンドが配られた後、ヒットやスタンドをしたり、ダブルダウンやスプリットなどをしたりした場合にはできません。最初のハンドから判断して、勝てそうもないときに逃げる手段として用いられます。

つまり、勝負に出て負けるよりは降参して賭け金の半分を返してもらえた方が良いというスタンスで利用する守りのアクションです。サレンダーはブラックジャックで必ずしも認められているルールではなく、宣言が認められないノー・サレンダーの場合もあります。

サレンダーのタイプ

ブラックジャックのサレンダーにはアーリー・サレンダーとレイト・サレンダーがあります。2つのタイプの違いを簡単に確認しておきましょう。

アーリー・サレンダー

アーリー・サレンダーはディーラーがダウンカードを確認して、ブラックジャックになっているかどうかを知る前にしかサレンダーを宣言できないタイプです。ディーラーのアップカードがＡなどのブラックジャックのリスクがあったとしても、ブラックジャックだとは限りませんが、不利だと感じたらこの時点で降りることができます。

レイト・サレンダー

レイト・サレンダーはディーラーがブラックジャックかどうかをダウンカードも見て確認した後、ブラックジャックではなかったときにだけ宣言できるタイプです。レイト・サレンダーではディーラーがブラックジャックだったときにはサレンダーができません。アーリー・サレンダーのルールに比べて厳しいルールです。

サレンダーの仕方

ブラックジャックでは手札を配られてからサレンダーするかどうかを決めます。実際にプレイするときには手札を受け取った時点でどうしたら良いのかを確認しておきましょう。

リアルカジノの場合

リアルカジノではサレンダーをしたいときには自分のターンが回ってきたところでサレンダーを宣言します。人差し指でテーブルに横向きに線を引くジェスチャーを使って、無言で示すのが典型的なサレンダーの宣言方法です。口頭で「サレンダー」と言うのは一般的ではありません。降伏宣言をするのは憚られるのが当然なので、ジェスチャーで示すのが業界ルールになっています。

オンラインカジノの場合

オンラインカジノの場合には手札が配られた後、サレンダーを含むアクションのボタンが表示されます。サレンダーをするなら、他のアクションを選ぶ前に、サレンダーのボタンを押しましょう。特にジェスチャーなどをする必要はありません。オンラインカジノなら誰でも簡単に気兼ねなくサレンダーを宣言できます。

サレンダーの期待値

ブラックジャックではサレンダーを宣言すると期待値が上がるのか気になりませんか？実はノーサレンダーのルールのブラックジャックと比べて、アーリー・サレンダー、レイト・サレンダーが導入されているブラックジャックの場合には期待値を上げられます。
ただし、やみくもにサレンダーをするのではなく、有利になるタイミングだけを選んで宣言しなければなりません。適切なタイミングでサレンダーをした場合には、期待値の増加率は以下のようになります。

アーリー・サレンダーはディーラーがブラックジャックだったときも含めてゲームを放棄できるので、レイト・サレンダーに比べて有利です。サレンダーを生かして期待値を上げたいならアーリー・サレンダーのルールを取り入れているブラックジャックを選ぶのがおすすめです。

ブラックジャックのサレンダー戦略

オンラインカジノではサレンダーに対応しているブラックジャックがあります。サレンダーを有効活用して勝率や利益を増やすためには、まずはアーリー・サレンダーができるブラックジャックを選びましょう。上述のようにレイト・サレンダーではあまり期待値が大きくなりません。最適な使い方をしても0.02％しか増えないのではあまり意味がないのでここは重要なポイントです。

また、ブラックジャックでサレンダーをするときにはベーシックストラテジーを使うのが効果的です。自分のハンドとディーラーのアップカードを見て以下の条件のどちらかを満たすときに使うと勝ちやすくなります。

• ハンドの合計値が15でディーラーのアップカードが10
• ハンドの合計値が16でディーラーのアップカードが9・10・A

ベーシックストラテジーを使えば勝てる確率が上がります。サレンダーを活かす方法として積極的に利用しましょう。

サレンダーのメリットとデメリット

ブラックジャックでサレンダーを宣言するのにはメリットもデメリットもあります。ポイントをまとめると以下の通りです。

メリット

• ハンドが悪いときのリスク低減
• 賭け金の無駄遣いの抑制
• 配当の期待値の向上

デメリット

• 勝てるゲームを逃す可能性が常にある
• アーリー・サレンダーを採用しているケースが少ない

ブラックジャックではハンドが悪いと負けるリスクが高くなります。負けそうなときに無理にディーラーと勝負せずに、賭け金の半分を返してもらった方が最終的には負けが少なくて済みます。ベーシックストラテジーを使えばアーリー・サレンダーでもレイト・サレンダーでも配当の期待値が上がるので、長い目で見れば儲かるチャンスも広がるのがメリットです。

しかし、アーリー・サレンダーは特にプレイヤーにとって有利なルールになるので、採用されているテーブルが少ないのが現状です。また、ブラックジャックでサレンダーをすると勝てるかもしれないゲームを放棄することになります。サレンダーを宣言すれば期待値が上がることがわかっていても、賭け額の半分を失うことが確定となるので決断しにくいといったことがデメリットといえるでしょう。

ブラックジャック・サレンダー　まとめ

ブラックジャックのサレンダーは手札を受け取った時点で降伏を宣言することです。サレンダーをするとブラックジャックで負けたときのように賭け金をすべて没収されるわけではなく、半分を失うだけで済みます。ディーラーのアップカードも確認して、勝てそうもないハンドだったときにはサレンダーをすると利益の期待値を上げることが可能です。

ベーシックストラテジーを利用して、条件を満たすときだけサレンダーをすると期待値が上がります。サレンダーを使うならアーリー・サレンダーのルールが採用されているテーブルを選ぶといいでしょう。ブラックジャックでサレンダーを最大限に活用して、儲けを少しでも引き上げていきましょう。