グッドマン法(Goodman Method)の解説:使い方、メリット・デメリット
今回は汎用性の高いグッドマン法について、検証結果やメリット・デメリット等、詳しくお伝えしてまいります。
今回は汎用性の高いグッドマン法について、検証結果やメリット・デメリット等、詳しくお伝えしてまいります。
グッドマン法とは
別名1235法と呼ばれる通り、連勝したときに1倍→2倍→3倍→5倍という決まったパターンで賭け金を増額していきます。
ゲーム数 | 1ゲーム目 | 2ゲーム目 | 3ゲーム目 | 4ゲーム目 |
賭け金 | 1倍 | 2倍 | 3倍 | 5倍 |
最初1ドルから始めた場合、1ドル→2ドル→3ドル→5ドルと金額を変えます。もちろんこの金額は自分の資金によってアレンジ可能です。例えば2ドルから始めた場合、2ドル→4ドル→6ドル→10ドルとベット額を増やします。
一度に大きく儲かる方法ではありませんが、負けたときの損失分も少額で済むため、手堅い攻略法として人気です。グッドマン法はリスクの低い守備的なベッド方法で、安定性の高い戦略と言えます。
オンラインカジノの勝利戦略としてのグッドマン法
カジノの攻略法の中には、初心者から使えるシンプルな方法から、上級者が使いこなす高度な戦略まで様々なタイプがあります。
戦略を使うタイミングも、連敗した時に使う方法や連勝した時に使える攻略法など、状況に応じて適切な戦略がそれぞれあります。ひとつの戦略で万能に、どんな状況でも絶対勝てるという必勝法はありません。
しかし、オンラインカジノのプロを名乗る人が実際に存在するように、様々な勝利戦略を用いて負けるリスクをできるだけ減らし、安定して勝つ方法は理論として習得することが可能です。
今回検証するグッドマン法は連勝した時に使える攻略法です。実際のプレイにおいての資金の増え方や、勝てない時の状況などを見てきましょう。
グッドマン法の使い方
グッドマン法が有効なカジノゲームは次の条件を満たすものです。
- 約1/2の勝率(50%)
- 2倍の払い戻し
したがって、バカラやブラックジャック、ヨーロピアンルーレットなどテーブルゲームで使えます。
グッドマン法をバカラで使った結果を検証
グッドマン法をバカラで使った結果を見てみましょう。
バカラオンラインではバンカーとプレイヤーのどちらかに賭けますが、バンカーの方が勝率がわずかに高いので、バンカーにベットしてみましょう。
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
1 | $1 | 負け | -$1 | -$1 |
2 | $1 | 勝ち | $1 | $0 |
3 | $3 | 勝ち | $3 | $3 |
4 | $2 | 勝ち | $2 | $5 |
5 | $5 | 勝ち | $5 | $10 |
6 | $5 | 勝ち | $5 | $15 |
7 | $5 | 負け | -$5 | $10 |
8 | $1 | 負け | -$1 | $9 |
9 | $1 | 負け | -$1 | $8 |
10 | $1 | 負け | -$1 | $7 |
グッドマン法で10ゲームして5勝5敗ですが、結果は7ドル増えました。5連勝後の7ゲーム目は負けてしまったので、8ゲーム目はベット額をリセットして1ドルに戻しました。
グッドマン法は4回以上の連勝が続くと大きな効果が出るため、五分五分の勝敗でも利益が出るのです。これが1ドルずつ淡々と賭けるだけだと、引き分けの場合に累計損益はゼロになってしまいます。
次の表は4連勝した後に6連敗した結果です。
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
1 | $1 | 勝ち | $1 | $1 |
2 | $2 | 勝ち | $2 | $3 |
3 | $3 | 勝ち | $3 | $6 |
4 | $5 | 勝ち | $5 | $11 |
5 | $5 | 負け | -$5 | $6 |
6 | $1 | 負け | -$1 | $5 |
7 | $1 | 負け | -$1 | $4 |
8 | $1 | 負け | -$1 | $3 |
9 | $1 | 負け | -$1 | $2 |
10 | $1 | 負け | -$1 | $1 |
4勝6敗で負けの方が多いにもかかわらず、グッドマン法が一度完了できているため6連敗した後でもマイナスにはなっていません。
一度の負けによる損失がわずかなので損益の変化は緩やかになります。一気に大きな額負けるということはありません。たとえ負けが続いても損失を抑えやすく、これがグッドマン法のリスクを最小限にできる特徴です。
グッドマン法で勝てない状況とは
どんな攻略法にも勝てない状況というものがあります。
では、どういう状況に陥るとグッドマン法が効果を失うのかを、以下で見ていきましょう。
まず、グッドマン法は連勝が続いてベット額を大きくすることで効果を発揮する攻略法なので、連勝できない状況では短期的に勝つことが困難になります。
・勝ち負けが交互に続くと少しずつマイナスになる
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
1 | $1 | 勝ち | $1 | $1 |
2 | $2 | 負け | -$2 | -$1 |
3 | $1 | 勝ち | $1 | $0 |
4 | $2 | 負け | -$2 | -$2 |
5 | $1 | 勝ち | $1 | -$1 |
一度勝つと次のベッド額が2倍になるため、そこで負けるとマイナスが出ます。勝ち負けが交互に続くと、連勝がないため取り戻すことができず地味にマイナスが積み重なってしまいます。
・連敗するとグッドマン法が使えない
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
1 | $1 | 勝ち | $1 | $1 |
2 | $2 | 負け | -$2 | -$1 |
3 | $1 | 負け | -$1 | -$2 |
4 | $1 | 負け | -$1 | -$3 |
5 | $1 | 勝ち | $1 | -$2 |
連勝しないとグッドマン法の効果は発揮されないため負けが続いてしまった後は長期戦になる可能性があります。コツコツと続けて、連勝するタイミングを待たないといけません。
もしも運悪く負けが続く場合は、じわじわと資金が減ってしまいます。損失が大きくならないうちにやめるタイミングの見極めも必要です。またはマーチンゲール法など、連敗時に使う他の必勝法を試してみるのも良いでしょう。
グッドマン法のメリット&デメリット
グッドマン法のメリットとデメリットを紹介しましょう。
グッドマン法のメリット
- 賭け方がシンプルでわかりやすい
- 4連勝以上続くと大きく効果が出る
- 大負けを避けられる
- ルールに沿うので資金管理がしやすい
- 軍資金に合わせて賭け金をアレンジできる
グッドマン法のデメリット
- 長期戦になる可能性がある
- 大きく儲かる可能性は低い
- 連勝が出ないと効果が発揮できない
ここで注意していただきたい点があります。
オンラインカジノでボーナスをもらっていると、一部のプレイが制限されることがあります(ルーレットは使えないなど)。
また、一度に賭けられるベッド額の上限が決まっている場合もあります(上限が$5に設定されている場合など)。その場合はグッドマン法の1倍→2倍→3倍→5倍の最初を$1より大きい数字に応用することはできませんので気をつけましょう。
グッドマン法はどんな人に向いている攻略法?
グッドマン法はリスクを避けて、堅実に資金を増やしたい人に向いています。
長期戦になる可能性はあるため集中力が必要となりますが、ベテランプレイヤーだけでなく初心者でも挑戦できる攻略法です。
資金が限られた人でもコツコツとルールに沿って取り組むことができれば、大きく負けて資金が底を尽きるという可能性は少ないでしょう。
できるだけ短期間で儲けたい人にはグッドマン法を2倍、3倍にアレンジして賭けると利益を追求することは可能となります。1ドルから始めるのではなく、3ドル→6ドル→9ドル→15ドルとベットするやり方です。
これはゲームの流れが良い時は効果的ですが、リスクも高くなりますので資金に余裕がある場合のみお試しください。また、前述のように、一回のベット額の上限が小さいと機能しませんので、予め、上限が大きいカジノゲームを選ぶようにしてください。
まとめ
ここまで読んでいただいた方には、グッドマン法は、少額の資金でも実践しやすい戦略ということが分かっていただけたと思います。
グッドマン法はローリスク・ローリターンの安定性の高い攻略法です。グッドマン法に適するゲームと賭ける倍率を理解していれば、大負けすることはなく少しずつ資金を増やしていけることでしょう。
グッドマン法と似た戦略にバーネット法があります。こちらは勝つ度に1倍→3倍→2倍→6倍とベット金額を増額していくので、1326法とも呼ばれます。
バーネット法もローリスクの戦略ですので、安定した攻略法に関心のある方は、ぜひ、チェックしておいてください。バーネット法もグッドマン法もローリスク・ローリターンの攻略法ですが、両者を比較すると、連勝時のリターンはバーネット法の方が大きくなります。
グッドマン法を試すならオンラインカジノが最適です。本場のカジノではメモを広げたりするのが規制されているところもあり、不慣れな人には学んだばかりの戦略を試すのが難しい場合もあります。その点、オンラインカジノでしたら人目を気にすることなく、紙やペンを自由に使って、メモを活用しながら様々な戦略に挑戦することができます。
本場の雰囲気が味わえるライブカジノでは、本物のディーラーとやり取りしながら臨場感のある環境でプレイすることも可能です。長期戦になっても飽きることなくプレイを楽しめるのでおすすめです。