マーチンゲール法 Martingale Systemの解説:使い方、メリット・デメリット
マーチンゲール法は、賭け金がすぐに大きくなってしまうため、システムベッティングの中でも最もハイリスク・ローリターンな必勝法の一つと言われています。しかし、ダブルペイアウトのゲームで負け続けることは理論的に不可能なので、利益を出す可能性は低くありません。 マーチンゲールシステムにはテーブル制限などの制限がありますが、適切なゲームを選ぶことができれば、簡単に高い確率で小さな利益を得ることができます。
マーチンゲール法とは
カジノなどのギャンブルでどのような賭け方をするかを定めた戦略をシステムベッティングと言います。システムベッティングにはたくさんの種類がありますが、その中でも「理論上必ず勝てる」と言われているのがマーチンゲール法です。
マーチンゲール法は古くから使用されているカジノの必勝法であり、多くのギャンブラーによってこれまで使用されてきました。
マーチンゲール法の名前の由来は明らかになっておらず、様々な説があります。一説では、南フランスのマーティギューという地でよくマーチンゲール法が使用されており、その地名からマーチンゲールとつけられたと言われています。
マーチンゲール法はマーチンゲール投資法とも呼ばれており、ギャンブルにおいてだけではなく、FXなどの投資でも活用されています。
オンラインカジノの勝利戦略としてのマーチンゲール法
オンラインカジノでは、ベット額をランダムに設定していると、資金管理ができかかったり、効率よく稼ぐことができなかったりします。そのような時にマーチンゲール法などのシステムベッティングを使用してルールに従いながらゲームをプレイすることで、賢くギャンブルをプレイできるようになります。
マーチンゲール法を使用すれば資金コントロールが楽になるので、感情に流されてベットしてしまうこともなくなります。そのため、必勝法を使用しながらカジノゲームをプレイすることで、勝率を上げることが可能になるのです。
マーチンゲール法の使い方
マーチンゲール法の使い方はとても簡単です。
まず、マーチンゲール法は2倍配当のゲームで有効な必勝法だという点を覚えておきましょう。2倍配当のゲームとは、勝った時にベット額の2倍の金額の払い戻しが受けられるゲームのことを言います。
2倍配当のゲームにはバカラ、シックボーの大小、ブラックジャック、クラップス、ルーレットの赤・黒、奇数・偶数、ハイ・ローが挙げられます。これらのゲームであれば、マーチンゲール法が効果を発揮します。
実際にマーチンゲール法を使ってみよう!
では、ここから具体的にマーチンゲール法について解説してきましょう。
マーチンゲール法はシステムベッティングの中でも特にやり方が簡単であり、ゲームで負けた時に賭け金を2倍にしていくだけです。そして、勝った時には賭け金を最初の金額に戻すのです。基本的なルールはこの二つだけです。
例えば、ブラックジャックをプレイしていて最初に1ドルを賭けたとします。そして、4連敗した後に、1勝したとします。そうすると、賭け金は以下のように変化します。
ゲーム数 | 賭け金 | 結果 |
1ゲーム目 | 1ドル | 負け |
2ゲーム目 | 2ドル | 負け |
3ゲーム目 | 4ドル | 負け |
4ゲーム目 | 8ドル | 負け |
5ゲーム目 | 16ドル | 勝ち |
6ゲーム目 | 1ドル | ‐ |
このように賭けていくと、ゲームに勝利した時にそれまでの損失額が回収できると同時に、最初の賭け金が利益として残るのです。上記の例で言うと、5ゲーム目で勝利した時に、最初の賭け金の1ドルが利益として手元に残ります。
2倍配当のゲームにはいろいろなものがありますが、どのゲームにおいてもマーチンゲール法の使い方は変わりません。負けたら賭け金を2倍、勝ったら賭け金を最初の金額に戻す、このルールをひたすら守るだけです。
マーチンゲール法のメリット&デメリット
ここではマーチンゲール法を利用するメリットとデメリットを紹介します。
マーチンゲール法のメリット
・1度の勝利で損失が取り戻せる
マーチンゲール法ではどんなに負けが続いたとしても、1度でも勝利することができればそれまでの損失額をすべて回収することができます。2倍配当のゲームでは、ずっと負け続けるという確率は限りなく0に近いといえます。そのため、連敗してしまってもゲームを続けていれば、高い確率で損失額を取り戻すことが可能なのです。
・ルールがシンプル
マーチンゲール法は、とにかくルールがシンプル。負けたら賭け金を2倍、勝ったら賭け金を最初の金額に戻すだけです。そのため、誰でも簡単に使用することができます。初心者でも利用しやすいというのがマーチンゲール法の大きなメリットだといえるでしょう。
マーチンゲール法のデメリット
・儲けを出すには資金が必要
マーチンゲール法で大きく儲けをだすには、ある程度の資金が必要です。マーチンゲール法は、負けた時に賭け金を2倍にしていくため、連敗してしまうとあっという間にベット額が大きくなるからです。
例えば、最初の賭け金を1ドルと小さく設定した場合でも、4連敗すると5ゲーム目の賭け金が16ドル、9連敗すると10ゲーム目の賭け金が512ドルとなります。
2倍配当のゲームで連敗することは確率的には低いですが、絶対にあり得ないとは言えません。そのため、連敗した時のことを考えておくなら、マーチンゲール法を使用するときには多めに資金を用意しておくことが必要です。
・テーブルリミットに達してしまうことがある
オンラインカジノでは、各ゲームにてベット額の上限が設定されています。これがテーブルリミットと呼ばれるものです。
マーチンゲール法を使用していると賭け金が増えてしまい、テーブルリミットに達してしまうことがしばしばあります。そうなると、それ以上マーチンゲール法を継続することができないので、その時点で損切りしなければいけないことになります。
そのため、マーチンゲール法を使用するときには、なるべくテーブルリミットが高く設定されているものを選ぶことをおすすめします。
・利益が小さい
マーチンゲール法で勝った時に得られる利益は最初の賭け金のみです。そのため、短時間で大儲けできる手法ではなく、大きな金額を稼ぐためには何回も勝利しなければいけません。利益が小さいため、ギャンブルで思い切り稼ぎたいという方にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。
マーチンゲール法はどんな人に向いている攻略法?
マーチンゲール法はルールがとてもシンプルなシステムベッティングなので、誰にでもおすすめできます。初心者でもすぐに実践することができるでしょう。
ただし、マーチンゲール法には連敗した時に一気に賭け金が膨らんでしまうという特徴があります。そのため、ある程度資金力があるプレイヤーに向いている攻略法だといえます。
マーチンゲール法では、勝った時に得られる利益は最初の賭け金のみです。そのため、リスクを取って大金を稼ぎたいという方ではなく、コツコツ稼ぎたいときにぴったりの攻略法だといえます。
まとめ
マーチンゲール法は賭け金がすぐに大きくなることから、システムベッティングの中でもハイリスク・ローリターンの必勝法だといわれています。ただし、2倍配当のゲームで負け続けるとうことは理論上有り得ないため、利益をあげる確率そのものは低くありません。
テーブルリミットなどの制限はありますが、その点をゲーム選びでクリアできれば、高い確率で小さな利益を得やすいシステムですので、2倍配当のゲームでコツコツと資金を大きくしてみたい時など、マーチンゲール法を試してみるといかがでしょうか?