10%(テンパーセント)法 10% Systemの解説:使い方、メリット・デメリット
複雑なルールを覚えないと使えない攻略法もある中、10パーセント法は暗記が必要ないので、初心者でもシンプルにすぐ使える方法です。検証の表を交えてわかりやすく紹介していますので、ぜひ実践に取り入れてみてください。
10パーセント法とは
資金の10%を賭けるシンプルな方法で「10パーセント投資法」とも呼ばれます。カジノゲーム以外でも、競馬やFX投資、為替投資などでも用いられてきました。
10パーセント法は、
- 最初に使う資金全額を決める
- 勝ち負けに関係なく資金の10%を賭け続ける
という、とても明解な手法です。
勝った時は賭け金が増え、負けた時は賭け金が減る特徴があり、連敗時のリスクを抑え、連勝時には利益を増大させます。
ただし、当然ですが攻略法は100%どんな時でも必勝できる万能薬ではないため、デメリットもあります。
正しく理解して使うと効果を得られます。難解ではありませんので詳しく見ていきましょう。
オンラインカジノの勝利戦略としての10パーセント法
10パーセント法の計算は簡単ですが、きちんと書きとめながらゲームを進めていくのがおすすめです。
そのため本場のランドカジノよりも、自由にメモを取ったり、電卓やスマホで計算しながらプレイできるオンラインカジノが戦略の実践の場として圧倒的に向いています。
10%の計算は難しくないのですが、小数点以下が出てきたり、長期戦になってくるとミスをしてしまう可能性もあります。自分のやりやすい環境で、プレッシャーなく攻略法を使えるオンラインカジノでぜひ試してみましょう。
10パーセント法が使えるカジノゲーム
10パーセント法を効果的に使うには、勝率50%・2倍配当のゲームがおすすめです。
勝率50%・2倍配当のゲーム例
テーブルリミット(ベッド額の限度)の金額を確認してゲームを選びましょう。限度額により続けられなくなってしまうと攻略法は終わりです。予算に合わせて、最小ベット額、ベット上限額をご確認くださいね。
10パーセント法の使い方
では実際にルーレットをプレイする場合で流れを見ていきましょう。
ルーレットは勝率が高い(ハウスエッジが低い)ヨーロピアンかフレンチルーレットを選択するのがおすすめです。
資金全体の10%を賭ける
最初に紹介しました通り、資金全体の10%を賭けるのが10%法の基本です。
- 最初に使う資金全額を100ドルと決めたとします。
- 最初の賭け金は、100×0.1=10ドルです。
- 勝つと資金が110ドルに増えます。
- 次は全資金の10%を賭けるので、110×0.1=11ドルになります。
ゲーム回数 | 資金 | 賭け金 | 勝敗 | 勝敗後の資金 |
1 | 100 | 10 | 勝ち | 110 |
2 | 110 | 11 | 負け | 99 |
小数点以下は切り上げ/切り捨て
99ドルの10%を賭ける場合、9.9ドルになりますが、小数点以下は切り上げるか切り捨てるか、お好みで選んでください。
- 小数点以下は切り上げ(積極的に賭ける人に向きます)
- 小数点を切り捨てる(保守的な人におすすめ)
計算ミスをすると効果が発揮できないため、紙と電卓を使う、エクセルやスプレッドシート を用意しておくなど、ご自身が計算しやすい方法を用意しておいてくださいね。
ここでは小数点以下を切り上げる方法で紹介します。
次の表は10ゲーム終了し、6勝4敗した結果です。
ゲーム回数 | 資金 | 賭け金 | 勝敗 | 勝敗後の資金 |
1 | 100 | 10 | 勝ち | 110 |
2 | 110 | 11 | 負け | 99 |
3 | 99 | 10 | 勝ち | 109 |
4 | 109 | 11 | 勝ち | 120 |
5 | 120 | 12 | 負け | 108 |
6 | 108 | 11 | 勝ち | 119 |
7 | 119 | 12 | 勝ち | 130 |
8 | 130 | 13 | 負け | 117 |
9 | 117 | 12 | 負け | 106 |
10 | 106 | 11 | 勝ち | 116 |
100ドルでスタートした資金は116ドルになりました。資金が最大化したのは、7回目の勝利後、2連勝したタイミングが130ドルでした。
次に勝ち負けが同じ数になる場合を見てみましょう。
ゲーム回数 | 資金 | 賭け金 | 勝敗 | 勝敗後の資金 |
1 | 100 | 10 | 負け | 90 |
2 | 90 | 9 | 勝ち | 99 |
3 | 99 | 10 | 勝ち | 109 |
4 | 109 | 11 | 勝ち | 120 |
5 | 120 | 12 | 勝ち | 132 |
6 | 132 | 13 | 負け | 119 |
7 | 119 | 12 | 負け | 107 |
8 | 107 | 11 | 負け | 96 |
9 | 96 | 10 | 勝ち | 106 |
10 | 106 | 11 | 負け | 95 |
5勝5敗ですが、5ドルマイナスになってしまいました。資金が最大化したのは、4連勝できた5ゲーム目の132ドルです。
引き際の見極めができないと危険
勝敗の検証を見て、勝敗が五分五分だと資金がマイナスになってしまうことがお分かりいただけたと思います。
勝ちが負けの回数を上回ればプラスで終えることができますが、利益が最大化していたのは連勝時でした。
攻略法によっては勝ちと負けの数が同じ引き分けでも、収支はプラスになるものがあります。しかし、10パーセント法では勝敗の数が同じだとマイナスになってしまうため、勝率を上げるのが重要になります。または、連勝したタイミングで止めるのがポイントです。
- 勝負する回数を決めておく(1セット10回、20回など)
- 資金の上限を決めておく(資金が20%増えたら止めるなど)
- 資金の下限を決めておく(資金がいくらまで減ったら止めるなど)
わかっていても、プレイしているとついつい止められなくなるのはよくあることです。
ですから、プレイを始める前に「自分は大丈夫」と高を括らずに、あらかじめ引き際を設定しておくようにしましょう。
特に初心者の方は、感情的になったり勢いで続けてしまうと止め時を見失いがちで危険です。損切りのポイントが攻略法利用の要だということを頭に入れておいてくださいね。
10パーセント法のメリット
数ある攻略法・必勝法の中でも、使われ続けている10パーセント法ですから魅力的な利点があります。
- ルールがシンプルでわかりやすい
- 連勝時に利益の増えるスピードが速い
- 負けると賭け額が少額になるためリスクが抑えられる
- すぐに資金が底を尽きる可能性は低い
ギャンブルをしているとき、連敗時にどんどん資金が減るのは恐怖です。どれだけ10パーセント法の資金の減りが緩やかなのか、以下の例でご覧ください。
10ドルずつ賭けて10連敗した場合:
ゲーム回数 | 資金 | 賭け金 | 勝敗 | 勝敗後の資金 |
1 | 100 | 10 | 負け | 90 |
2 | 90 | 9 | 負け | 81 |
3 | 81 | 8 | 負け | 73 |
〜中略〜 | ||||
8 | 48 | 5 | 負け | 43 |
9 | 43 | 4 | 負け | 39 |
10 | 39 | 4 | 負け | 35 |
10連敗した後でもまだ35ドル資金が残っています。一気に資金が尽きるリスクが避けられるのです。
10パーセント法のデメリット
どんな攻略法も万能ではないので10パーセント法のデメリットも理解しておきましょう。
- 勝ち負けが同数だとマイナス収支になる
- 負けが続くと取り戻すのに長期戦になる
五分五分の勝敗数だと結果はマイナスになるため、連勝時に止めるなどタイミングの見極めが大切だということを忘れないでください。必勝法だと思い込んで盲信すると危険です。
10パーセント法はどんな人に向いている攻略法?
10パーセント法はルールが簡単ですので初心者からベテランのプレイヤーまで実践できる攻略法です。ただし、勢いでずるずる続けてしまったりコントロールできなくなる人は注意が必要です。
他の攻略法では1セット完了すると必ずプラスになる、など区切りが判断しやすいですが、10パーセント法ではずっと10%賭け続ける方法のため「セット」のような分かりやすい止め時がありません。そのため、連勝により手持ち資金が伸びたタイミングで終了する勇気を持った決断が必要となります。
初心者の人はまずは無料プレイを提供しているカジノで、実際のお金をベットする前に試してどんな感じか慣れることがおすすめです。
まとめ
ローリスク・ハイリターンな攻略法である10パーセント法。ルールが簡単で使いやすい分、引き際のタイミングを自分でコントロールするのを忘れないようにしてくださいね。
- 自分の決めた設定金額を守る
- 自分の決めた止め時の基準を守る
そして良い流れがつかめず、負けの流れから脱することができない時には、他の攻略法も使ってみるなどアレンジしてみてください。
神カジノでは他の有益なカジノ攻略法も解説しておりますので、ぜひご参照くださいませ。